日経平均68,000円突破|新NISAで日本株を今から買っていいのか、20代が知るべき答え

日経平均68,000円突破 投資・資産運用

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2026年6月、日経平均株価がついに68,000円の大台を突破した。年初に野村證券が「2026年末の目標株価」として掲げていた水準に、年半ばで到達してしまった格好だ。(出典:野村證券)

この上昇をけん引しているのはAI・半導体関連銘柄だ。フィラデルフィア半導体指数(SOX)が3月の底から急反発し、OpenAIの上場申請でソフトバンクGがストップ高になるなど、AIブームの熱気は2026年に入っても冷めていない。

そこで20代の投資家が気になるのは「今から新NISAで日本株・日本株ETFを買っていいのか?」という問いだ。「高値づかみじゃないか」「もう上がりすぎでは」——その疑問に正面から答える。

68,000円突破の背景|なぜここまで上がったのか

日経平均は2024年2月に史上初の4万円台、2025年10月に5万円台を突破し、2026年に入って6万円の節目を次々と超えてきた。今回の68,000円突破を支える主な要因は以下の3つだ。

  • AI・半導体需要の拡大:データセンター投資が世界規模で加速。東京エレクトロン・ソフトバンクGなど半導体・AI関連銘柄が指数を押し上げている
  • 円安の追い風:1ドル160円の円安で輸出企業の業績が好調。トヨタ・ソニーなど大型株の利益が膨らんでいる
  • 外国人投資家の買い越し:2026年3月の外国人売買シェアは68%に達しており、海外マネーが日本株に継続流入している(出典:第一生命経済研究所)

「高値づかみ」を恐れる必要はあるか

結論から言う。新NISAでインデックス積立をしているなら、今すぐ止める理由はない。

「今が高値だから待つ」という判断は、ほぼ確実に失敗する。なぜなら「いつが高値の天井か」は事後にしかわからないからだ。日経平均が4万円を突破したときも「高すぎる」と言われ、5万円でも「もう限界」と言われた。6万円台でも同じ議論が繰り返され、今68,000円に乗った。

インデックス積立の最大の強みは「毎月一定額を機械的に買い続ける」ことで、高値・安値を平均化するドルコスト平均法の効果が働く点だ。野村證券の上振れシナリオでは2027年末に日経平均7万円台も視野に入っており、今の68,000円が「天井」とは言い切れない。

ただし「何を買うか」は見直す価値がある

「積立継続」は正解だが、今の相場環境でポートフォリオの中身を点検することは意味がある。

① オルカン・S&P500の積立:継続でOK

新NISAのつみたて投資枠でオルカン(eMAXIS Slim全世界株式)やS&P500を積立している人はそのまま継続で問題ない。全世界・米国分散の基本戦略は相場水準に関係なく有効だ。

② 成長投資枠で日本株ETFを追加する選択肢

円安・利上げ・AI相場という現在の環境では、日経平均高配当株50インデックス連動ETFTOPIX高配当40指数ETFを成長投資枠に追加することを検討してみよう。株高の恩恵を受けつつ、配当収入でキャッシュフローも確保できる。

③ AI・半導体テーマETFは「コアの外」で少量

iFreeNEXT NASDAQ100やNF・半導体株インデックスなどのテーマ型ETFは、値動きが激しくリスクが高い。ポートフォリオの10〜20%程度をサテライト(補完)として持つのは悪くないが、これだけに集中するのは危険だ。

20代の行動プラン|今すぐ確認すべきこと

状況おすすめアクション
新NISAのつみたて枠でオルカン・S&P500を積立中そのまま継続。金額・銘柄変更不要
まだ新NISAを始めていない今すぐ口座開設。「高いから待つ」より「始めること」が最優先
成長投資枠が空いている高配当株ETFや日本株ETFを検討。年240万円まで非課税で投資可能
日本の個別株を買いたいAI・半導体関連は既に上昇済み。バリュー株・内需株に割安感あり
iDeCoを未活用掛金が全額所得控除。毎年数万円の節税効果は株価水準に関係なし

まとめ|68,000円突破で20代が取るべき3つの行動

  1. 積立を止めない|インデックス積立は「今が高い・安い」に関係なく継続が正解。止めることがリターンを最も下げる行為だ。
  2. 成長投資枠で日本株・高配当ETFを検討する|円安・AI相場の恩恵を受けながら配当も得られる高配当ETFを、新NISA成長投資枠で積み上げていこう。
  3. まだ始めていないなら今すぐ開始|「4万円のときに買えばよかった」と後悔するより、68,000円の今日が今後の人生で最も株価が安い日かもしれない。長期投資に「遅すぎる」はない。

※本記事はあくまで参考情報です。投資の最終判断はご自身の責任で行い、必要に応じてFP(ファイナンシャルプランナー)にご相談ください。

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📝 れんの実体験メモ

新NISAが始まった2024年1月、僕はすぐに年初一括で成長投資枠120万円をオルカンに入れた。「いつ入るか」より「入るか入らないか」の方が圧倒的に重要だと実感している。今は毎月自動積立にして完全に”忘れる”設定にした。20代で始めた複利の威力は30代からでは取り戻せない。

今すぐできる3つのアクション

情報を「知っている」だけでは資産は増えない。大事なのは今日一つでも行動を起こすことだ。

  1. 現状把握:マネーフォワードMEなどで今月の収支を数字で把握する(5分でできる)。
  2. 優先順位の決定:生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分)が確保できているか確認する。
  3. 自動化の設定:証券口座の自動積立を設定し、「忘れていても増える仕組み」を作る。

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