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高配当株・高配当ETFで「配当金」をもらいながら資産を増やす
投資の目的は人それぞれだけど、「毎月・毎年お金が入ってくる仕組みを作りたい」という人には高配当株・高配当ETF投資がとても相性がいい。
僕自身、最初はオルカンやS&P500のインデックス投資だけをやっていたけど、経営していると「キャッシュフローを安定させたい」という意識が強くなってきて、配当金が定期的に入ってくる高配当株にも一部を振り向けるようになった。
この記事では、高配当株投資の基本・ETFと個別株の違い・実際のおすすめ銘柄・リスク管理の方法まで、初心者でも理解できるようにまとめる。
高配当株投資とは?
高配当株投資とは、配当利回りが高い株式(または株式ETF)に投資して、定期的に配当金を受け取る投資戦略のこと。
日本株の場合、年間配当利回り3〜5%以上の銘柄が「高配当株」と呼ばれることが多い。米国株ETFでは年3〜4%程度が目安になる。
インデックス投資(オルカン・S&P500)との大きな違いは、値上がり益(キャピタルゲイン)よりも配当金(インカムゲイン)を重視する点にある。
高配当株 vs 高配当ETF、どちらを選ぶ?
高配当ETFのメリット
ETF(上場投資信託)は、複数の高配当株をまとめてパッケージにした商品。1本買うだけで自動的に分散投資できるため、銘柄選びの手間がなく、初心者でも始めやすい。
- 分散が効いているので個別株のリスクが小さい
- 配当金の再投資も比較的シンプル
- コストは個別株ほどかからない
個別株のメリット
個別高配当株は、自分で銘柄を選ぶ必要があるが、配当利回りが高く、増配傾向の銘柄を選べば長期的に大きなリターンが狙える。
- ETFより高い配当利回りが狙える
- 増配・優待が楽しめる
- 企業分析のスキルが身につく
初心者はまずETFから始め、慣れてきたら個別株を加えていくのがおすすめ。
おすすめ米国高配当ETF 3選
① VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
米国の高配当株を約400銘柄まとめたETF。配当利回りは年3%前後で、増配の歴史が長く安定感が高い。経費率は年0.06%と超低コスト。長期保有向きの定番ETF。
② HDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)
財務健全性が高い企業に絞って投資するETF。配当利回りは年3〜4%。エネルギー・生活必需品・ヘルスケアなど景気に左右されにくいセクターが多い。
③ SPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)
S&P500構成銘柄の中から配当利回りが高い上位80銘柄に投資するETF。配当利回りが年4〜5%と高めで、高配当を重視したい人向け。ただしVYMより値動きが大きめ。
おすすめ日本高配当株の選び方
日本株で高配当投資をするなら、以下のポイントを押さえた銘柄を選びたい。
- 配当利回り3%以上(目安)
- 連続増配または安定配当の実績がある
- 業績が安定している(景気に左右されにくいセクター)
- 配当性向が80%以下(稼ぎに対して払いすぎていない)
代表的なセクターとしては、通信(NTT・KDDIなど)・銀行・商社・インフラ系が挙げられる。個別銘柄の選択は自己判断でお願いしたいが、上記の基準でスクリーニングするのが基本。
新NISAで高配当株・ETFを買う方法
高配当株投資は新NISAの成長投資枠(年240万円まで)を使って運用するのがおすすめ。配当金も売却益も非課税になるため、長期保有での恩恵が大きい。
ただし、投資信託(eMAXIS Slimなど)と違い、高配当ETF・個別株は自動積立ができない点に注意。毎月手動で購入するか、まとまった金額を入れるスタイルになる。
高配当株投資のリスクと注意点
減配・無配リスク
業績が悪化すれば配当が減ったり(減配)、ゼロになったり(無配)する可能性がある。1銘柄集中はリスクが高く、分散が必須。
配当金への課税
新NISA口座で受け取る配当金でも、外国株ETF(VYMなど)の場合は現地(米国)で10%の源泉徴収が引かれる。国内分は非課税だが、外国分まで完全に非課税にはならない点に注意。
インデックス投資より総リターンが低いことも
高配当株は成熟企業が多いため、長期では純粋な成長型インデックスよりトータルリターンが劣ることもある。「配当金という定期収入が欲しい」という明確な目的がある人向けの戦略と理解しておこう。
れんの実際の使い方
僕は現在、資産の7割をオルカン・S&P500のインデックスファンドに、2割を米国高配当ETF(VYM・HDVをメイン)に振り向けている。残り1割は個別株(日本高配当株)で運用中。
高配当ETFからの配当金は年4回受け取れて、その分を生活費の一部に充てたり、再投資したりしている。経営で収入が不安定になる月でも「配当金が入ってくる」という安心感は思っていた以上に大きかった。
完全に「インカム重視」にするのは積立効率の観点からもったいないと思っているので、インデックス投資と組み合わせるハイブリッド戦略がおすすめ。
VYM・HDV・SPYD 徹底比較
3つのETFは「高配当」という共通点がありますが、投資対象・配当利回り・リスクに大きな違いがあります。
| 項目 | VYM | HDV | SPYD |
|---|---|---|---|
| 投資対象 | 高配当米国株(約470銘柄) | 財務優良な高配当株(約75銘柄) | S&P500高配当上位80銘柄 |
| 配当利回り目安 | 約3%前後 | 約3.5%前後 | 約4〜5%前後 |
| 経費率 | 0.06% | 0.08% | 0.07% |
| 増配傾向 | ◎ 安定して増配 | ○ やや安定 | △ 配当変動が大きい |
| 値動きの安定性 | ◎ 安定 | ◎ 安定 | △ やや荒め |
| 初心者向け | ◎ おすすめ | ○ | △ 上級者向け |
※数値は目安です。最新情報は各運用会社の公式サイトをご確認ください。
初心者ならVYM一択でOKです。約470銘柄に広く分散されており、増配傾向が安定しているため長期保有に最も向いています。SPYDは利回りが高い分、不動産・金融への偏りがあり値動きが荒くなりやすいです。
よくある質問
❓ 高配当ETFはNISAの成長投資枠で買えますか?
はい、成長投資枠(年240万円)でVYM・HDV・SPYDなどの外国ETFを購入できます。ただし注意点として、外国ETFの配当には米国で源泉税10%が課税されます。これはNISA口座内でも控除されないため、実際の手取り配当は表示利回りより少なくなります(特定口座・一般口座での運用であれば確定申告で外国税額控除を使うと一部取り戻せますが、NISA口座では外国税額控除は利用できません)。
❓ 高配当ETFと積立(オルカン等)どちらを優先すべきですか?
資産形成期(20〜40代)ならまず積立インデックスを優先するのが王道です。配当金は受け取るたびに課税(または再投資コスト)が発生するため、資産を増やす効率では複利で運用するインデックス投資が優位です。高配当ETFは「定期的な配当収入が欲しい」「資産を取り崩す段階に入った」という場合に活きてきます。
❓ 配当金はどのタイミングで受け取れますか?
VYM・HDV・SPYDはいずれも年4回(3・6・9・12月)配当が支払われます。米ドルで入金されるため、証券会社の設定によって円換算されます。楽天証券では外国株配当金の円転を自動設定することも可能です。
まとめ:高配当株は「配当金という収入源を作りたい人」向けの戦略
- 高配当株・高配当ETFは定期的に配当金が入ってくるインカム型の投資
- 初心者はまずVYM・HDV・SPYDなどの米国高配当ETFから始めるのがおすすめ
- 新NISAの成長投資枠を使えば配当金・売却益が非課税に
- インデックス投資と組み合わせるハイブリッドが最も現実的
- 減配リスク・外国課税・長期リターンの差はきちんと理解した上で投資する
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📌【投資に関する免責事項】
本記事で紹介している投資・資産運用に関する情報は、あくまでも筆者の個人的な見解・体験に基づくものです。投資には元本割れのリスクがあり、将来の運用成果を保証するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でおこなってください。

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