以前の記事では、設立直後は「審査の通りやすさ」を最優先すべきという話をしました。今回はその続きとして、実際に個人与信で申し込める代表的な法人カード3枚について、年会費・還元率を具体的な数字で比較します。
比較する3枚
今回比較するのは、決算書・登記簿謄本の提出が不要で、設立直後でも申し込みやすいとされる代表的な3枚です。
三井住友カード ビジネスオーナーズ
- 年会費:永年無料
- 還元率:通常0.5%(200円につき1ポイント)。対象の三井住友カード(個人カード)との2枚持ちで、特定加盟店の還元率が上がる仕組みがあります
- 上位カードとして、年会費5,500円の「ビジネスオーナーズ ゴールド」(年間100万円以上利用で翌年以降年会費無料)もあります
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- 年会費:無料
- 還元率:基本0.5%。エックスサーバー・クラウドワークス・AWSなど特定のビジネス関連サービス利用時は4倍(実質2%相当)
- クラウドサービス・サーバー費用が多い会社は、この倍率が効きやすいカードです
楽天ビジネスカード
- 還元率:通常1%、楽天市場利用時は5倍程度まで上がるケースがあります
- 注意点:楽天ビジネスカードは「楽天プレミアムカード」の追加カードという位置づけで、単体では申し込めません。親カードである楽天プレミアムカードの年会費(11,000円程度)とあわせて考える必要があり、上記2枚のような「完全年会費無料」のカードとは前提が異なります
選び方の目安
クラウドサーバー・SaaS系の支出が多いなら還元倍率の乗るセゾンコバルト、シンプルに年会費無料で持ちたいなら三井住友カード ビジネスオーナーズ、すでに楽天プレミアムカードを個人で持っていて楽天経済圏を使い倒しているなら楽天ビジネスカードの追加を検討する、という順番で考えると選びやすくなります。
参考にした情報
年会費・還元率は変更される場合があるため、申し込み前に必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
審査の通りやすさそのものについては一人社長の法人カードの選び方で、会計ソフトとの組み合わせはクラウド会計ソフト比較で解説しています。
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れん|小さな会社の実務ラボ
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